婚約破棄…それは、順調な人生が一瞬で覆る大きな出来事…
僕は、結婚相談所で成婚退会し、婚約まで進んだものの、入籍直前に婚約破棄となってしまいました。
(これは本当に実体験です)
当時は、何が起こったか分からず、婚約破棄という事実を受け止めきれずにいたことを覚えています。
今回は、婚約破棄を経験した僕が「どのように立ち直ったのか」、また「どんな心のケアをすると回復が早まるのか」をお伝えしたいと思います。
今、婚約破棄に直面している読者様へ。あなたは一人ではありません。
抱えている辛い気持ちが少しでも前を向くきっかけになるようこちらの記事を参考にしてもらえたら嬉しいです。
あなたの心は必ず癒えますし、忘れていくこともできます。
婚約破棄の衝撃と感情整理(経験談)
突然の出来事に、僕の心は何も感じなくなってしまった…
婚約破棄を経験すると、最初に襲ってくるのは「現実を受け入れられない気持ち」でした。
僕は、本当に何が起きたか分からず、悲しいという気持ちも涙も1滴も出てきませんでした。
そして、涙が出てこない自分自身の状況に、焦りました。
感動的な映画やドラマも視聴しました、涙脆い普段の僕なら涙が出ると思ったのです。
「あれ?涙が出なくなっている…」
人は悲しみを通り越すと涙を流すことができないのです。
仕事には何とか行くことができていました。何故なら痛みを感じていないから。
心がブロックしていたため、余計な感情的乱れが一切ありませんでした。
心は自動的に防御モードに入り、現実を直視しない状態にすることで、平穏な日常を過ごさせようとしていました。
それくらい、突然の婚約破棄という事態は、人の心に大きなダメージを与えてしまうのです。
精神的な交通事故のようなものでした。人によっては「何が悪かったんだろう?」と原因を探したり、「自分がもっと〇〇していれば…」と後悔の念に駆られることもあるでしょう。
でも、まずは焦らずに自分の気持ちを整理する時間を持つことが大切です。
感情を書き出してみる(ジャーナリングのすすめ)
感情が整理できないときは、頭の中にあるモヤモヤを紙に書き出してみるのがオススメです。
僕は、目の前にあったノートに起きた出来事を思うままに書いていきました。
- 「今、何が辛いのか?」
- 「どんなことを思い出してしまうのか?」
- 「相手に対して、どんな感情を持っているのか?」
書くことで、自分の気持ちが少しずつ整理され、客観的に状況を見つめ直すことができると思います。
ジャーナリング(感情を書き出すこと)は、心理学的にも有効な心のケア方法として紹介されています。
「ジャーナリング」とは、一定の時間内で自分の頭に浮かんだことをありのままノートに書き出すことです。 具体的な出来事や自分の気持ちを考えながら書く日記とは違い、とにかく浮かんだことを書き出していくのが特徴です。 内容がポジティブ、ネガティブであるかを問わず、抽象的な文章や表現であってもOKです。
僕もジャーナリングを実践したことで、気持ちが少しずつ落ち着いていったように思います。
別にやり続ける必要はないと思います。
その時だけでも良いので、ブロックしてしまった心を解放するためにも、まずは書き出して感情を表面化してみることで状況を受け止め乗り越えていくことができます。
事実を受け入れるための5つの回復ステップ
①自分を責めないこと
婚約破棄を経験すると、「自分がダメだったのか?」「もっとこうすればよかった?」と自分を責めたくなる気持ちが出てきます。しかし、婚約破棄は決して「どちらか一方が悪い」わけではないと思うんです。
お互いベストを尽くしたのです。お互いやれることをやった結果なのです。
その過程で、主張が強すぎてしまったり、価値観を押し付けてしまったり、喧嘩をしてしまったのではないでしょうか。
確かにあの時こうしていればよかったと思う気持ちもわかります。ですが、結婚は「お互いの価値観」や「将来の方向性」が合わないと難しいものです。どれだけ相性が良いと思っていても、婚約期間で違和感を感じることはあります。
「あのときの自分は精一杯やった」
まずは、この言葉を自分にかけてあげてみてはいかがでしょうか。
自分に優しくすることで回復する準備を整えましょう。
②怒りを受け止める
自分を労ったこと自分の中に自信が蘇り、相手への怒りの感情が湧き上がるかもしれません。
相手の⚪︎⚪︎が悪いと思ったり、あの時なんでそんなこと言ったんだよとか思うかもしれません。
ですが、それで良いのです。
怒りの感情は自己受容においてとても重要です。
しかし、この段階で怒りに心を支配されてはいけません。
婚約破棄ですから、場合によっては慰謝料請求をしたいとか色々思うことはあるかもしれません。
まずは怒りの感情は自分の中で受け止め、冷静になっていきましょう。
③自己分析を行い許しのプロセスへ
冷静になったらなぜこういうことになってしまったのか、を冷静に分析してみてほしいです。
そのために、カフェに出かけたり、海に足を運んで環境を変えて考えることもお勧めします。
(ここは次の章・目次:3心のケアのためにできること、により詳しく書きます)
自分の考えだけでなく、相手はどう思っているのか、なぜ相手はそのように考え、今回の行動に至ったかを納得できるまで考えてみてください。
そうすることで、次第に相手が傷ついた原因に気づくはずです。
怒りの感情に任せていた時は、相手のことを理解する余裕も生まれませんが、冷静になることで相手の立場で物事を捉えられるようになるのです。
④できなかった自分を受け入れる(自己受容)
改めて、何がいけなかったのか見えてきたはずです。
婚約破棄という状態は、お互い傷ついています。
自分が受けた痛み以上に、お相手も心に傷を負っているはずなのです。
その傷は誰のせいでもないけど、二人が出会ったことで生まれたものです。
二人は永遠を誓ったはずだけど、永遠にはなれなかった。
二人は未熟だった。運命を共にするにはあまりにも未熟すぎたのです。
運命の人であったなら、乗り越えられるはずですから…
この事実を受け入れるのは大変辛いですが、これがありのままで、偽りのないものだと僕は考えています。
自分を受け入れ、お相手のことも許していきましょう。
⑤感謝をして手放すこと
僕は、彼女を失って1ヶ月は心が何も感じませんでした。
次第に自分を受け入れ、いろんなところに出かけたり、部屋の模様替えをする中で、反省の気持ちと共に彼女の存在に感謝をすることができました。
彼女がいてくれたから、たくさんの思い出が作れたのです。
思い出は一人では作れません。彼女といたから作れたという事実があります。
過去を美化する訳ではありませんが、あの時あの人と一緒にいて楽しかった、幸せだった。
という気持ちはありませんか。
僕は、ありました。彼女がいて幸せでした。
だから、感謝しかないのです。
いなくなってしまったことは寂しいし辛いけれど、感謝をすることで前に進めます。
ここまで読んでくださった読者様も、お相手様にありがとうと思える気持ちがあるなら、その気持ちを尊く受け止め、心の中で感謝してみると状況は好転します。
心をケアし乗り越える方法
①環境を変えてみる
辛い気持ちを引きずらないためには、「新しい環境に身を置く」ことが有効です。
- 旅行に行く(新しい景色を見て、心をリフレッシュする)
- 新しい趣味を始める(没頭できるものがあると、気持ちが切り替わる)
- ジムや運動を習慣にする(体を動かすと、心も整いやすくなる)
- 部屋の模様替えをする(壁紙を貼り替えたり、レイアウトを変える)
僕自身、婚約破棄後に自然に触れる機会を増やしました。
森林公園を歩いたり、海を見に行ったりすることで、心が少しずつ軽くなっていったのを覚えています。
田舎の星空を眺めたことで、とても癒されました。
この素晴らしい景色を一緒に見たかったという後悔も生まれますが、それはそれでいいのではないでしょうか。
②身近な人に話す(でも話す相手は選ぶ)
婚約破棄の話は、身近な友人や家族に話すことで気持ちが楽になることもあります。
ただし、全ての人に話す必要はありません。
「相手の意見に左右されすぎてしまうタイプ」の人は、むしろ話しすぎると余計に混乱することもあります。
信頼できる人にだけ話し、「ただ聞いてもらう」ことを目的にすると、少しずつ心が軽くなります。
電話占い【ココナラ】 に頼るのも僕はとてもいい選択肢だと思います。
③時間で解決することについて思うこと(忘れることについて)
時間の経過とともに、失恋の傷はだんだん小さくなってきます。
ですが、私が思うに、ただ時間を経過させるだけでは癒える傷も癒えないままとなってしまうかなと思うのです。
なので、環境を変えたり、人に話したり、自然に触れて自問自答したりと、常に行動に移しながら時間を過ごすことが大切だと思います。
婚約破棄を次のステップに活かす
「この経験があったからこそ、自分の価値観が見直せた」
婚約破棄の後に考えるべきことは、「自分はどんな結婚生活を送りたいのか?」という点です。
- 自分が本当に大切にしたいものは何か?
- どんな人となら、一緒に人生を歩めるのか?
- 次に出会う人とは、どんなふうに関係を築きたいのか?
僕自身、この経験を経て「結婚に対する覚悟」や「自分にとってのパートナー像」を改めて考え直すことができました。
婚約破棄は辛い経験ですが、それを「次の幸せのための学び」と捉えることができれば、また前を向くことができます。
一緒に立ち上がりましょう。あなたは一人ではありません。
悲しみは全て幸せになるためのプロセスなのです。
プロセスとは過程です。過ぎ去ることです。次の大きな幸せを掴みにいきましょう。
まとめ:乗り越えた先には新しい未来がある
婚約破棄を経験すると、最初はとてつもない喪失感と悲しみに襲われます。
でも、絶対に、時間とともに、必ず前を向ける日が来ます。
命ある限り明日も目覚め、明日を生きなければいけません。
生きている限り絶対に楽しいことはやってきます。
- 「自分を責めない」
- 感情を整理するために「書き出す」
- 「環境を変える」「自然に触れる」「新しいことに挑戦する」
- 「この経験を次に活かす」と前向きに考える
僕も最初はどうしたらいいかわかりませんでした。
でも、少しずつ心の整理をしながら前を向いたことで、今こうしてこの経験をブログに書けるようになりました。
今、あなたがどんなに辛くても、必ず乗り越えられます。
この経験を、次の幸せにつなげていきましょう。
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