「与える恋愛」ばかりしてきたあなたへ
- 相手に尽くすのが当たり前
- 喜ばせることがうれしい
- 自分よりも、相手の都合や希望を優先してしまう
恋愛や婚活で、こんな風に “与えることが正しい” と信じてきた人はいませんか?
実は、僕自身がずっとそうでした…
与えていくことが何よりも喜びでした。
でもある日、ふと気づいたんです。
「自分が疲れているのに、それでも“いい人”を演じてる」ことに。
与えすぎてしまったりする自分がいる場合は、しっかり内面を見つめ直すのが良いかもしれないです。
ぜひこの記事を参考にして、婚活マインドを育てていきましょう。
なぜ私たちは“与える側”でいたがるのか?
婚活や恋愛で、「私は与えるタイプなんです」と語る女性は少なくありません。
- 相手のスケジュールを優先してしまう
- プレゼントやLINEを欠かさず送る
- 感情的にならないように、自分を抑える
それは一見、気遣いができて優しい女性のように見えます。
でも、もしあなたがそのたびにどこか疲れていたり、
「またうまくいかなかった」と感じているのなら――
そこには “無意識の心のクセ” が潜んでいるかもしれません。
その根っこには、こんな思い込みがあることが多いんです。
- 「自分は、与えることでしか愛されない」
- 「受け取ると、申し訳ない気がする」
- 「見返りを求めてると思われたくない」
これらの背景には…
**「私は愛されるだけの価値がある」**という感覚を、心のどこかで持てていない状態が関係しています。
つまり、“与える=愛”というよりも、
「受け取るのが怖い」
「私にはそんな価値がない」
という、自己否定の裏返しとしての「与える」になってしまっているのです。
実は、与える行動そのものが問題なのではありません。
大切なのは、**「心の余白から与えているか?」**それとも、
**「不安や自己否定から与えてしまっているか?」**という、内側の動機です。
本当は、あなたも愛されていい。
何かを与えなくても、存在そのものに価値がある。
そんな風に、自分自身を少しずつ癒し始めると――
「受け取る」ことが、怖くなくなっていきます。
結婚とは、“受け取る”ことも恐れない関係
婚活のゴールは、「尽くし続けること」ではありません。
誰かの希望を先回りして叶えたり、
自分を後回しにして相手に尽くし続けたり、
そうやって“頑張り続ける関係”では、
いつか心が疲れてしまいます。
本当に目指したいのは、 “お互いに安心して、与え合い・受け取り合える関係” です。
あなたが誰かの優しさや気遣い、何気ないひとことや、ふと差し出されたサポートを、素直に「ありがとう」と受け取れたとき――
それは、相手にとっても**「愛を注ぐ喜び」**になるんです。
与えることだけが、愛ではありません。
受け取ることも、立派な愛のカタチ。
むしろ――
「あなたに喜んでもらえた」「受け取ってもらえた」
その瞬間にこそ、相手の心も満たされていくのです。
愛は、ただ与えるだけでもなくただ受け取るだけでもなく、“循環”させることで、より深く育っていきます。
そしてその循環は、あなたが無理をして“与えすぎる”のではなく、安心して笑い合える関係の中で、自然に生まれてくるものなんです。
与える力があるあなたには、
きっと、受け取る力も眠っています。
それに気づけたとき、
婚活はもっとやさしく、心地よいものになっていきます。
【チェック】あなたは「受け取ること」にブロックがありませんか?
もしかすると、あなたの中にも
“無意識のうちに受け取ることを避けてしまうクセ”があるかもしれません。
以下の中に、少しでも思い当たることがあるかチェックしてみよう
- 「ありがとう」が自然に言えない
→ 本当は嬉しいのに、どこか気まずくなってしまう
→ 感謝を言ったら“負けた”ような気がしてしまう
- 人におごられると居心地が悪い
→ 「悪いな」「申し訳ないな」と感じて、素直に喜べない
→ “奢られる=借りをつくる”と無意識に思ってしまう
- 相手から褒められると反射的に否定してしまう
→ 「いやいや、そんなことないよ」とすぐに返してしまう
→ 「認められるのが怖い」「そんな自分じゃない」と思い込んでしまう
- 結婚で“経済的な安心”を求めるのはわがままだと思っている
→ 本当は安定を望んでいるのに、それを口に出すのはズルい気がする
→ 「お金のことを言うと、愛じゃないと思われそう…」と不安になる
これらに心当たりがあるなら、
それは**「受け取ること=悪いこと」だという潜在的な思い込み**や、
**「私にはそこまでの価値がない」と感じてしまう“罪悪感”**が影に隠れているかもしれません。
でも、大丈夫。
受け取ることは、
人を信じることでもあり、愛を受け入れることでもある。
あなたにも、心から受け取っていい“価値”と“権利”がちゃんとあるんです。
【受け取る力を育てる、小さなステップ】
受け取ることに慣れていないと、最初はちょっと気恥ずしかったり、ソワソワしたりするかもしれません。
でも大丈夫。
“受け取る筋”も、ゆっくり育てていけばいいんです。
ここでは、日常に取り入れやすい“3つのステップ”をご紹介します。
🌸 1. 「ありがとう」を素直に言う練習
- たとえば、ドアを開けてもらったとき
- エレベーターを待ってくれたとき
- ちょっとしたLINEで気づかいの言葉をもらったとき
そんな何気ない場面でも、「うれしいな」「ありがとう」と声に出すことで、
“私は今、受け取ったんだ”という感覚が体と心に残ります。
最初は照れくさいかもしれませんが、
小さな“受け取り”の感度を育てていく第一歩になります。
🌸 2. ちょっと贅沢なランチを“自分のため”に選ぶ
- 「いつもよりちょっとだけ高めのカフェ」
- 「本当は食べてみたかった、憧れのあのお店」
- 「雰囲気が素敵で、自分の気分が上がる場所」
誰かのためではなく、“自分が心地よくなるため”に選ぶお金の使い方は、
「私は受け取っていい存在」だと、体に教えてくれる行為です。
お金の使い方には、自分への許可があらわれます。
だからこそ、自分への“小さな贅沢”は受け取りのリハビリになります。
🌸 3. 好意や優しさを断らない
- 席を譲ってくれたとき
- 仕事で助けてもらったとき
- 婚活中、相手がプランを考えてくれたとき
そんなとき、つい反射的に
「いや、大丈夫です」「すみません」「申し訳ない」
と口にしていませんか?
その代わりに、「ありがとう、助かります」「うれしいです」と返してみましょう。
それだけで、相手は“自分の行動が報われた”と感じられるし、
あなたの中にも「受け取っていい」という安心感が育っていきます。
💫 受け取ることは、“弱さ”でも“図々しさ”でもない
むしろ、
誰かの愛や優しさを、ちゃんと自分の中に通すことができる、
柔らかくて強い心のしなやかさなのです。
あなたにも、その力はきっとある。
少しずつ、一緒に育てていきましょう。
まとめ|受け取ることも、愛のかたち
婚活は、“選ばれるため”に自分を削る旅ではありません。
本当は――
「私は愛を受け取っていい」
そう、自分に許可を出す旅でもあるんです。
あなたは、尽くしすぎなくても大丈夫。
何かを与えなきゃ、愛されないなんてことはない。
あなたは、ただ存在しているだけで、愛される価値のある人です。
受け取ることは、わがままじゃない。
むしろそれは、**誰かの愛を信じて、受け入れる“心の強さ”**でもあります。
- ありがとうを口にすること
- 優しさに「助かるよ」と笑うこと
- 少しだけ、自分にいいものを選んであげること
そんな日常の中にこそ、
「私は受け取ってもいい」という、新しい自己価値が育っていくのです。
だからこれからは、
与えるだけじゃなくて、満たされる自分でいてください。
そして、
受け取ることで愛が深まり、
自然とまた誰かに優しくできるあなたへ――。
あなたの幸せも、安心も、
もう“誰かにだけ与えるもの”ではなくて、
“あなた自身が、大切に受け取っていいもの”なんです。
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