はじめに
結婚相談所で成婚退会し、いよいよ婚約期間としてのお付き合いが始まり、 結婚生活を目前となりワクワクするはずなのに、ふと「本当にこの人と結婚していいのかな?」と不安がよぎってはいませんか…?
短期成婚ゆえに結婚相談所で成立したカップルの半数は、成婚退会後にも関わらず、「迷い」が生まれる経験をするものです。
僕も、婚約後に迷いを感じたことがありました。
本当に結婚していいのと迷い続けていると、あなたの不安が伝染して破談してしまう可能性があります。
この記事では、「結婚への迷いが生じる理由」をしっかり受け止めて、あなたが原因で破談しないための考え方や、その方法を解説していきたいと思います!
「本当に結婚していい?」と迷うのは普通のこと【マリッジブルーの原因】
婚活をしているときは、「結婚したい!」という気持ちが強かったはず。
それなのに、いざ婚約してみると、「本当にこの人でいいのかな?」と思う瞬間が訪れます。
これは、まさしく、誰にでも起こり得る「マリッジブルー」です。

マリッジブルーとは?
➡ 結婚が決まった後に「本当にこの決断でいいのか?」と不安やストレスを感じること。
👇こんな不安を感じていませんか?
- 結婚したら自由がなくなるのでは?
- この人と一生一緒にやっていけるのかな?
- 金銭感覚や価値観が違う気がする…
- 結婚生活のリアルを想像したら、少し怖くなった
- 自分の気持ちが冷めているかも?

このような迷いは「一時的な不安」か「本当に考え直すべき違和感」なのかを見極めることが大切です!
成婚退会後に破談する確率が気になる方はこの記事読んでみて👇
結婚前の迷いは「不安」or「違和感」? 判断ポイント

「このモヤモヤは一時的な不安? それとも結婚をやめたほうがいいサイン?」

迷いの正体を見極めることで、納得した決断ができるようになります!
結婚前の迷いには、「一時的な不安」と「本質的な違和感」の2種類があります。
不安なのか、違和感なのかをしっかり整理してみてください。
迷いの種類 | 特徴 | 解決策 |
①一時的な不安 | ・結婚生活への漠然とした不安 ・「本当にやっていけるのか?」という気持ち | 話し合いや時間の経過で解決することが多い |
②本質的な違和感 | ・相手の価値観や行動に強い違和感がある ・結婚後の生活に不安ではなく「嫌悪感」がある | 放置すると問題が大きくなる可能性が高い |
これらの感情は、新しい環境に対する自然な不安なので、結婚を決めた理由を振り返ったり、パートナーと話し合ってみることで解決することが多いです!
- 相手が金銭的にルーズで信用できない
- 価値観のズレを話し合っても解決しない
- モラハラ気質があり、結婚後が不安
この場合は、真剣に考え直す必要があるかもしれません。最悪の場合、婚約破棄も視野に入れる必要が出てきます。
結婚前の不安を乗り越えるには? 3つの整理方法

どうやってこの気持ちを整理すればいいの?

そんなあなたに試してほしい3つの方法を紹介します!
✍️ 自分の気持ちを書き出す(ジャーナリング)
「自分はなぜ結婚に迷っているのか?」をノートに書き出してみると、モヤモヤが整理されやすいです。
書き出してみること
- 結婚に対する不安は何か?
- 相手に対して感じる違和感はあるか?
- 本当に相手を好きか?それとも執着か?
- 結婚後の生活をリアルに想像してみてどう感じるか?
この作業をすることで、「ただの不安なのか」「本質的な問題があるのか」が見えてくるはずです。
🗣️ パートナーと率直に話し合う
「モヤモヤしているけど、相手には言いづらい」と思っていませんか? でも、結婚生活では本音で話し合う力が超重要です。
聞きづらくても擦り合わせていこう
- 「結婚生活について、今のうちにすり合わせたいことってある?」
- 「家計の管理はどうする?」
- 「喧嘩したときはどう解決していく?」
話し合いたい内容はカップルそれぞれ異なると思いますが、この話し合いの過程で、 「やっぱりこの人と結婚して大丈夫!」と安心できるのか、 「話せば話すほど不安が増える」のかを見極めることができるはずですよ。
💭「結婚しなかった場合」の未来を想像してみる
もし今、婚約を解消してしまったら…?
この未来を想像してみるのも一つの方法です。
- 自分は後悔しないか?
- もう一度婚活をする気になれるのか?
- 今のパートナーより良い相手に出会える確率は?
もし「やっぱりこの人と結婚したい」と思えるなら、迷いは一時的なものかもしれません。
逆に、「別れた方がスッキリする…」と感じるなら、考え直す余地があるかも。
成婚退会後に自然消滅する原因を事前に理解しておこう
成婚退会後に自然消滅が起こる原因について(婚約破棄経験の僕が考察)
不安な気持ちを引きずったままでいると…。「成婚退会して、これから結婚に向けて進むだけ!」そう思っていたはずのに、まさかの自然消滅に陥ってしまうケースも…。
成婚退会後に「自然消滅」してしまうケースは、結婚相談所での婚活特有の問題とも言えます。実は、少ないながらも成婚退会後に連絡が減り、そのまま破局となってしまうカップルも存在します。
なぜそんなことが起こるのか…
一般的な恋愛と異なり、結婚相談所では「複数交際(仮交際)」が許されており、条件を見極めながら婚活を進めていきます。
そのため、知らず知らずのうちに「別れる選択」が容易になり、成婚退会後にもこの感覚が残ってしまうことがあります。
婚約破棄を経験した僕の視点から、成婚退会後に自然消滅となってしまう原因と、その防止策を考察してみました。
❶本人同士の当事者の問題が原因で破局
結婚前にすり合わせるべき5つのポイント読んでみて👇
結婚相談所の結婚管理システム特有の要因
❶ 結婚相談所特有の「複数交際スタイル」に慣れすぎてしまう
結婚相談所の婚活スタイルは、正直なところ普通ではない特殊な状況 です。
複数交際(仮交際)が当たり前となっているため、婚活を進めているうちに「何人ともお付き合いしてもいい」や「相手を切り捨てる感覚」が当たり前になってしまう場合もあります。
特に…
- 仮交際の段階で複数人と並行交際をする(3人以上)
- 一人に絞る前に、「もっと良い人がいるかも」と感じてしまう
- 気に入らなければ「次に行けばいい」と思ってしまう
といった感覚が染みついてしまうと、成婚退会後の関係でも「簡単に切れるもの」だと錯覚してしまう可能性があります。
その辺りの進め方、結婚相談所ならではの弊害はしっかりと理解して進めていきましょう。
❷ 真剣交際に入るタイミングや認識がズレている
結婚相談所では「真剣交際」に進むことで初めて1対1の交際がスタートしますが、この真剣交際の定義が人によってズレていることも破局や、自然消滅の原因になり得てしまいます。
- パターン1:「この人と結婚する」と確信して真剣交際に進む
- パターン2:「真剣交際に進んでから、本当に結婚するか考える」とややお試し感覚で真剣交際に進む
どちらのパターンも間違いではありませんが、お互いの認識がズレていると、片方が「結婚を前提にしている」と思っているのに、もう片方はまだ迷っているという状況になりやすいです。
真剣交際ステータスについての考え方は、しっかりとカウンセラーさんの意見を聞いて、可能であればお相手相談所での考え方も擦り合わせてもらうと良いでしょう。
このズレが生じたまま成婚退会すると、片方が一方的に熱量を失い、「いつの間にか連絡が来なくなった…」「価値観がズレていて別れたい」という自然消滅につながるケースもあります。
❸ 成婚料の有無による「成婚の重みの違い」
各結婚相談所の運営方針にも関わる部分ではあるのですが、基本的にはIBJ加盟店は成婚料を取っています。ですが、中には成婚料の設定がないIBJ加盟店も存在しています。自身またはお相手に、成婚料があるかないかで、成婚退会の重みが異なることがあります。
例えば、
- 成婚料20万円の相談所 → 成婚退会の決断が慎重になりやすい(相当な覚悟が決まる)
- 成婚料なしの相談所 → 退会のハードルが低く、軽い気持ちで成婚退会することもある
こうした状況があると、一方が本気で結婚の準備を進めているのに、もう一方が「なんとなく成婚退会しただけ」と温度差が生まれることがあります。
その結果、「結婚に向けた動きをしていたのに、相手の気持ちが途中で冷めてしまった」というパターンに発展し、自然消滅する可能性が高くなるのです…。
もし『成婚料による温度差』が不安なら、成婚料がかからない“ツヴァイ婚活同士”のスタイルも検討してみるのもアリです!
同じ温度感で結婚準備が進めやすく、IBJグループの安心感も魅力的です。かつツヴァイの婚活プランの中にも、IBJプランがあるので取りこぼしのない婚活が望めそうです。
破談や自然消滅を防ぐために意識すべきこと
❶ 真剣交際の定義を「真剣交際期間」に認識をすり合わせる
仮交際から真剣交際に移る際に、「自分たちはこの段階をどう考えているか?」を明確にすり合わせることが大切です!
- 真剣交際に入った時点で「結婚する前提」なのか、それとも「まだ判断段階」なのか
- 成婚退会する前に、具体的な未来の話ができているか
- 結婚後のライフプランについて、お互いの価値観がすり合っているか
❷ 仮交際時から「選ぶ基準」を意識する
結婚相談所の婚活は、複数交際が当たり前ですが、「数をこなす」よりも、「本当に合う人を見極める」意識を持つことが大切です。
- 「この人と一生一緒にいるイメージが持てるか?」
- 「結婚後の生活がうまくいくか?」
- 「困難があっても、この人となら乗り越えられるか?」
こうした視点を持つことで、成婚退会後に「やっぱり違った…」とならずに済みます。
❸ お互いの結婚への憧れや生活に対する温度感を確認する
成婚退会前に、次のような質問をして、お互いの結婚イメージの温度感をしっかり確認しておきましょう!
- 結婚式はどんな形でやりたい?
→ 結婚に対する具体的なイメージを持っているか確認 - 両親との関係はどんな感じか?
→ 結婚後の家族との付き合い方を知る - 仕事と家庭のバランスはどう考えている?
→ 結婚後のライフスタイルを明確にする
こうした話題を避けずに話し合っておくことで、「温度差が原因の破談(自然消滅)」を防ぐことができます。
成婚退会後に自然消滅しないための3つの対策案
「成婚退会後に自然消滅を防ぐための3つの対策」 をまとめてみます。
❶ 成婚退会後のルールを2人で決める
成婚退会後の関係は、付き合い始めとは違い、 結婚へ向けての最終ステップ です。
つまり、婚約期間へと移行します。
「なんとなく進める」のではなく、お互いの距離感や進め方をしっかりすり合わせることが大切 です。
具体的なポイント
- 連絡の頻度を決める(毎日 or 2日に1回など、お互いが安心できる頻度をすり合わせる)
- 週に1回は直接会う or オンラインでもいいので顔を合わせる時間を作る
- 結婚準備のスケジュールを共有する(親への挨拶、住む場所、結婚式の計画など)
📌 ポイント:相手の温度感を確認する!
成婚退会後は 結婚準備を進める温度感がズレていると破局しやすい です。
「相手がどのくらい結婚に対して前向きなのか?」を定期的に確かめると自然消滅にもなりにくいので、しっかりコミュニケーションを取りつつ確認をしていきましょう。
❷ 「フェードアウト」を防ぐために小さな問題を放置しない
「ちょっとした違和感」や「小さなすれ違い」が積み重なると、次第に連絡頻度が減り、自然消滅になりかねません。
結婚が現実的になると、どちらかが 「本当にこの人でいいのか?」 という迷いを持つ、と、前提で考えておいた方がいいです。
こんな違和感に要注意!
- 連絡の頻度が急に減った
- 「仕事が忙しい」と言われることが増えた
- 次の予定を決めるのを避けるようになった
- 結婚に向けた話題を出すと、相手が濁すようになった
📌 ポイント:違和感を感じたらすぐ話す!
「最近、連絡が減ったけど大丈夫?」「なにか不安に思っていることある?」など、早めに確認することで、気持ちのすれ違いを防げます。
❸ 「会う」予定を優先し、関係を継続させる
自然消滅を防ぐ最大のポイントは 「直接会う時間を確保する」 ことです。
人は、実際に会わないと関係性を維持しづらい もの。
LINEや電話だけでは、どうしても気持ちの温度が下がってしまいます。
というか、そもそも会いたいという気持ちになれていないなら、怪しい状況ではありますが…
会う機会を確保するための工夫
- 毎週 or 隔週のデートを決めてしまう
- 予定が合わない場合はオンラインデートでもOK(ビデオ通話など)
- お互いの予定を共有する(カレンダーアプリを使うのも◎)
📌 ポイント:関係を「続ける仕組み」を作る
会うことをルーティン化する(〇曜日はデートの日、など)
長期間会えないときは、会う予定を確定させておく
「この人と結婚するんだ」という実感を持てる時間を大切にする
婚約破棄となった体験を元に、より具体的な婚約破棄防止ガイドを作成したから読んでみて👇
それでも不安が消えないなら?第三者の意見を聞いてみる
結婚は人生の大きな決断です。
「結婚して後悔する」のか「別れて後悔する」のか、どちらを選ぶかあなた次第となってしまいます。
でも、迷いがあるのに無理に結婚するのはオススメしません。
愛が育っていれば迷わないはずなのです・・・

どうしても不安が消えないとき、どうしたらいいの?

そんなときは、一人で抱え込まずに、こんな方法を考えてみてください。
一度距離を置いたり、第三者(信頼できる友人・カウンセラー)に相談するのも有効です。
ですが、相談する前に基本的には自身の中でよく考えることが大事だと思います。
それでも不安が拭えない場合、婚約破棄を考えるしかありませんが、婚約破棄というのは相当な身を削る状態に陥る可能性があります。慎重に考えましょう。
婚約破棄の影響は想像以上です。気になる方はこちらも読んでみて…👇
まとめ|成婚退会後に不安を感じても大丈夫!
成婚退会後に破談や自然消滅が起こる原因は、自身の問題・相手のモラハラ気質・相談所特有のシステム依存の3つが考えられました。
- 成婚料の有無で結婚への重みが変わる → 片方だけが本気になりすぎる(または片方に重みがない)
- 結婚相談所の複数交際に慣れすぎてしまう → 仮交際時点で相手を切る感覚が残る
- 真剣交際の認識がズレている → お互いの期待にギャップが生じる
こうした相談所特有の原因を理解し、
- 真剣交際時にしっかり認識をすり合わせる
- 仮交際中から本当に合う人を見極める意識を持つ
- 成婚退会前に結婚への温度感を確認する
これらを全てひっくるめて、お相手への理解を最大限に高め、パートナーシップを築くことで、成婚退会後の自然消滅を防ぐことができます。
結婚は、ゴールではなくスタート。 「成婚退会したから安心」ではなく、「この人と一緒に幸せな未来を築いていくために、しっかり向き合うこと」が何よりも大切です。
成婚退会後は「これで安心!」と思いがちですが、実はここからが本番ですよ。
少しの違和感も放置しないように気をつけましょう!
特にお見合い結婚というものは短期成婚がスタンダードです。そのため、お相手のことをしっかり思い遣って結婚生活を送りましょう。
特に、
「結婚準備が全然進まない」「連絡頻度が激減」「気持ちのズレを感じる」
こんなサインがあれば、早めに話し合ってくださいね。
せっかく出会えたご縁を大切にして、ふたりで一緒に、入籍まで穏やかに進めていきましょう!☺️
最後にアドバイス|結婚は「納得感」がとても大事
結婚前に「本当に結婚していいのか?」と迷うのは、多くの人が経験すること。
大切なのは、その迷いをどう整理し、納得した上で決断できるかです!
結婚への迷いを整理するポイントをおさらい
- 迷いが「一時的な不安」なのか「本質的な違和感」なのかを見極める
- ノートに書き出して自分の気持ちを整理する
- パートナーと率直に話し合い、違和感を解消できるか試す
- 「結婚しなかった場合の未来」を想像してみる
何度も言いますが、結婚はゴールではなく、スタートです。
迷ったら、「この結婚に自分は本当に納得しているか?」と問いかけ見つめ直してみてください。
あなたの選択が、後悔のないものになりますように応援しています!
あなたにとっての当初の結婚の目的を振り返ろう👇
僕の婚約破棄体験ストーリーも読んでみて👇
よくある質問(FAQ)
Q. 成婚退会後に自然消滅する確率って本当にあるの?
A. 正式な統計は少ないですが、私自身の体験や相談者の声からも「一定数は起きている」と実感しています。
Q. 迷っているのに結婚しても大丈夫?
A. 一時的な不安ならOKですが、「本質的な違和感」なら慎重に考えるべきです。
Q. 成婚料がない相談所の方が自然消滅しにくい?
A. 一概には言えませんが、ツヴァイ婚活同士のように成婚料がかからない結婚相談所では、成婚料の観点からの温度感が揃いやすい環境はリスクが低くなりやすいです。